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家政・家庭科教材研究所
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授業実践の紹介
Introduction of Class Practice
N先生の実践―1 東京学芸大学附属小金井小学校研究紀要 第43集 令和3年3月より
「見て、感じる、快適な住まい方」―模型を活用した換気実験を通してー
「体験的な活動を通して、暖かい住まい方を実感したり自分たちの生活を再認識し、体験したことや生活経験をもとによりよくする方法を探求していったり自分の生活に置きかえて考えたりして、得た知識や経験をさらに別のものにつなげていくこと」をめざしている。
主な授業の流れ
①生活をみつめる段階
グループ活動でパワーポイント上にタブレットpcから「暖かくすごす工夫」を入力
②課題をみつける段階
暖房器具を使用する際の課題を見つけるため、模型で暖まり方や空気の流れを観察
模型は段ボール、様子が分かるように透明のフィルムを使用
側面には2センチ四方の窓を5つ作成
お香を燃焼させ煙の様子を観察
③課題の解決
班ごとに予想をたて、換気の仕方を検討
部屋に入ってくる空気にも着目していた
④生活に生かす
空気の流れだけでなく、室内の温度にも着目する必要に気づいた
映像教材で温度が保たれることを確認

N先生の実践―2 東京学芸大学附属小金井小学校研究紀要 第42集 令和2年1月より
「消費者としての自分を見つめ直す授業」―売買契約に着目してー
主な実践内容
①授業のデザイン
買い物場面を想定したシナリオ作り
ロールプレーイング
②こんなとき、どうする
こまった、まよったなどの経験を共有
対処の仕方が安易な傾向
③シナリオ作りとロールプレーイング
食品を間違えて購入した場面を設定し、意見交換。
消費者と店の両者にリスクがあることに気づき、一方的には取り消せないこと、
相談機関があることの確認
④これからの買い物に向けて
買い物は契約あること、消費者として商品の確認や計画が大切
